株式会社グランカーブ | ブルゴーニュ・ワインの今後の動向
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ブルゴーニュ・ワインの今後の動向

2015年08月31日 ブルゴーニュ・ワインの今後の動向

ブルゴーニュワインの好きな方なら2012年にジュブレ・シャンベルタンの葡萄畑が中国人に買収されたのをご存知の方は多いかと思います。買収したのはマカオのカジノ王、当時の価格は日本円で約8億円。年間約12,000本を生産するシャトー・ド・ジュブレ・シャンベルタンのブドウ畑2ヘクタールと12世紀に建てられたお城を合わせて購入しました。地元ブルゴーニュやフランスの人達は「文化遺産の喪失だ」と強く非難したそうです。

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ブルゴーニュと並ぶグランヴァンの有名生産地のボルドーでは、ワインの解り易さもあり今までに資本参入はありましたが、ブルゴーニュは当時初めての事で色々と物議を醸しました。

シャトージュブレ2

買収されたシャトー・ド・ジュブレ・シャンベルタンは地元の名門ドメーヌのアルマン・ルソー(現当主エリック・ルソー)に栽培と醸造を委託したとの事で、地元の非難の声が多いですが、あと2,3年ほどで荒れた畑が回復するとの事で個人的にどの様なワインが生産されるのか今後興味深々です。

マカオのカジノ王はワインコレクターでもあり、30年以上ワインを飲み続けている愛好家との事ですが、今年3月にオスピス・ド・ニュイに行った際、オークション会場のあちこちで中国人を見かけたのには正直驚きました。ワイン後進国の人達が最初は解り易いボルドーワインから覚えていき、その後、より複雑なブルゴーニュワインを覚える人がいても何ら不思議は無く、当然といえば当然ですが。

ランブレイ

 そして去年、LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)グループがモレ・サン・ドニの特級畑のクロ・ド・ランブレイを買収したのは記憶に新しいところです。LVMHと言えばモエ・エ・シャンドン社のモエ・エ・シャンドンやドン ペリニヨン、ヴーヴ・クリコ、クリュッグといった有名シャンパーニュ、又、世界最高の貴腐ワインとして知られているシャトー・ディケムなどを所有している事で知られています。

LVMHと言えば真っ先に<モエ・エ・シャンドン>が思い浮かびます。<モエ>という絶大なブランドを作り年間200万ケースを量産、今では世界中の何処かで8秒に1本は必ず空けられているとの事なので驚きです。

septembre_2014_03_belle_rose

この二つの出来事で思ったのですが、今後ブルゴーニュもボルドーの様にワイン後進国の参入や、ワインのブランド化による価格上昇があるかも知れません。現在のブルゴーニュでも一部の人気銘柄や造り手がブランド化されていて価格が異常に上がっていて割に合わない物が沢山あります。以前の様に適正価格でブルゴーニュワインを楽しみたいものです。

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